アイビー
(あいびー)
アイビーは専門的(?)には「ブドウ科の落葉性つる植物」といいます。アドベント (あどべんと)
秋の紅葉が美しく、林や石垣などに多く見られますが石壁のあるお宅では壁全体に
はわせていたりします。
また、「離れない」という花言葉を持っているために結婚式の飾りなどにもよく使われています。
ちょっと遊び心のあるブーケだと、アイビーの緑色のつるが花嫁さんの手元でゆらゆら揺れて、
それはそれはとてもきれいなものです。
アイビーの持つ「離れない」「永遠」といったイメージがクリスマスを連想させるのでしょう。
→Ivy
12月25日の4週間前の日曜日から24日までの期間をアドベント(待降節)と呼びます。アドベント・カレンダー (あどべんと・かれんだー)
この頃からクリスマスに向けて本格的に準備を始めます。
「アドベント」には、「到来」、「接近」、「出現」などの意味があります。
キリスト教においてアドベントの期間は、イエス・キリストの第一の来臨(降臨)と、
第二の来臨(再臨)を祝うクリスマスの大切な行事となっています。
また、アドベント・カレンダーなどを作ったり買ってきたりして「クリスマスまであと○日だね」
という具合に、「カウントダウン」を楽しんだりします。
クリスマスまでの日にちを指折り数えて待つ。日本でいえば、早くお正月が来ないかなと
「もう、い〜くつね〜る〜とぉ、お〜しょ〜お〜がぁ〜つぅ〜」と歌いつつ、新年を迎える
準備を整えていく。そんな気分と似ていますね。
→Advent、 待降節
おもに子供のいる家庭では、アドベントが近づくと12月1日から24日までの日付のアドベント・クランツ (あどべんと・くらんつ)
1つ1つに小窓を付けたアドベント・カレンダーというものを作ります。
最近は、少し大きな本屋さんなどへいくと洒落たデザインのものを売っています。
やはりクリスマスツリーをモチーフにしたものが1番人気がありますが、
大きな石造りの家に沢山窓がついているものやサンタクロース乗っているそりに
色々仕掛けがしてあるものなど素敵なものがいっぱいあります。
カレンダーが用意できたら、12月1日から、毎日1つずつ日付の書かれている
小窓を開けていきます。小窓を開けると、おもちゃが出てきたり、絵が描かれていたり、
日付の横に小さなプレゼントがついているものもあったりして、とても楽しいものです。
中には、最後に大きな一つの絵が姿を現わす仕掛けのあるものもあります。
このカレンダーを毎日1つずつ開けていくのも、クリスマスまでの楽しみのひとつです。
→Advent Calendar
皆さんご存知のクリスマス・リースも、他の国々では違った形のものがあるようです。アンデルセン(1805-1875) (あんでるせん)
普通、クリスマス・リースというとモミなどの常緑樹の小枝や植物のつるで輪っかを作り、
木の実などで飾り付けたものを玄関のドアに掛けてあるものを想像しますが、カトリック教国
などでは、同じように作った輪っかを横にして等間隔に4本のろうそくを立てた王冠のような
リースを飾ります。これがアドベント・クランツです。
これを天井など見やすい場所に赤いリボンでつるしたり、テーブルの上に置いたりします。
教会では天井から大きな物をつるしてあったり(シャンデリアみたい)、ホテルやレストラン、
商店などにも必ず置かれていて、クリスマスツリーみたいに、お気に入りの飾り付けがされて
います。
アドベントの期間は、日曜日ごとに1本ずつクランツのろうそくに灯をともしていきます。
イブのすぐ前の日曜日には、4本のろうそくすべてに灯がともり、「いよいよクリスマスだね」
という期待が高まっていきます。
→Advent Cranz
デンマークの童話作家、小説家として有名です。イエス・キリスト (いえす・きりすと)
デンマークでは、ハートのオーナメントがクリスマスのシンボルとして広く使われていますが、
このアイディアを考え出したのは、アンデルセンだといわれています。
アンデルセンはクリスマスに大変興味を持っていたようで、童話の中にもクリスマスが登場する
話がいくつかあります。
有名な作品としては、森から切り取られてきた若いもみの木の一生を描いた『もみの木』や、
寒さに耐え兼ね、街角で売り物のマッチを一本づつつけて、その炎の中に幸せな夢を見る
『マッチ売りの少女』などがあります。
→Andersen,Hans Christian
この辞典のタイトルにもある”クリスマス”という言葉は、イエス・キリストの誕生日からエンジェル・ウイングス (えんじぇる・ういんぐす)
生まれました。
「イエス」という言葉は「神の救い」というの意味のヘブライ語「イェホシューア」または、
「ヨシュア」のギリシャ語音訳の「イエスース」にあたります。
「イエス」は「神の救い」という意味のヘブライ語や、ギリシャ語音訳などに由来しています。
「ヨシュア」という言葉は確か、映画「インディー・ジョーンズ パート3最後の聖戦」の中
にも出てきていました。
そして、「キリスト」はヘブライ語「メシア(救世主)」のギリシャ語音訳の「クリストス」を
由来としています。
その昔、パレスチナのナザレ村という所に大工のヨセフという人がいました。彼のフィアンセの
マリアが聖霊によって妊娠し、ベツレヘムの馬小屋でイエスを生みました。
彼らはまだ若くて、貧しい夫婦でしたがイエスを大切に育てました。
その後大工になった彼は30歳ごろ家を出て、ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けました。
また、彼は神の国の来臨の近いことを告げ、悔い改めるようにすすめて、ユダヤ教の学者や、
パリサイ人を激しく非難したりしました。
イエスは、エルサレムに入城した時に、12人の弟子の1人ユダに裏切られ、ゴルゴダの丘の上で
十字架にかけられました。
しかし、彼は予言通りに死後3日目に復活し、その後40日を経て昇天したといわれています。
→Jesus Christ
クリスマス・リースなどのクラフト素材として好まれているエンジェルオーナメント (おーなめんと)
ウイングスは、林檎型の平たい種子を円形の薄皮で包み、楕円形の膜を
張った、まさに天使の翼のような形をしています。
これは、南アメリカの熱帯地方を原産とするサトイモ科カラジュウムの
実を薄くスライスして乾燥させたものです。
ベージュ系の暖かな色合いを持ち、様々なリースと調和させるのが容易
であることも、人気のある理由の1つなのでしょう。
また、葉っぱは、里芋の葉と同じく車の初心者マークのような形をしていて、
白く雪の積もったような模様を持っています。
→Angel wings
クリスマスツリーを飾る装飾品のことをオーナメントといいます。
ハートの形をしたものや、三角や菱形のキャンディなどを入れた箱などを飾ります。
他には、折ったり切ったりして作る星、ろうそく、エンジェルなどもあります。
麦わらで編んだもの、糸で編んだもの、パン素材のもの、リンゴなど、その種類はたくさんあり
とても書き切れません。
中でも素敵なのは、いろいろな形のクリスマス・カード(メッセージカード)にきれい色の紐を
通したオーナメント。綺麗なカードがいつでも見られ、カラフルでとってもきれいです。
早めに届いたクリスマス・カードがあったら、そんな楽しみ方も出来ますね。
オーナメントを飾る時は、大きいものを下に、小さなものは上にすると見栄えが良くなります。
ろうそくを飾る場合は、燃えやすいものをすぐ側に置かないように気を付けて下さい。
伝統的には、ツリーにオーナメントを飾るのは、12月23日です。これは大人の仕事で子供たちは
イブまで見ることができません。24日にはろうそくに灯をともし、子供たちにも公開します。
そして、ツリーはこの日から1月6日の公現日まで飾られます。
→Ornament