サウナ
(さうな)
この日本でも、すっかりおなじみになったサウナですが、英和辞典等で三賢者 (さんけんじゃ)
引いていただければ分かる通り、フィンランドが、その起源です。
暗くて長い冬を過ごさなくてはならないフィンランドの人々にとっては
無くてはならないものですが、クリスマスには特別な意味をもつものと
なっています。
かつてフィンランドでは出産の場所としてもサウナが使われていました。
その出産がイエスの生誕と結びつき、クリスマスには身を清めるために
サウナに入るようになったといわれています。
→Sauna
イエスが生まれた時、東方からやってきた3人の賢者たちのこと。ザカリア (ざかりあ)
東方の三博士とも呼ばれています。
そして、彼らがイエスに捧げた金、沒薬、乳香の3つの贈物が世界で
初めてのクリスマス・プレゼントとなりました。
3人の賢者(博士)の名前はガスパール、メルキオール、バルタザール
といいます。
→Three wise men
聖ヨハネの父。エルサレムの神殿の祭司であった彼が、神への捧げ物としてシオン (しおん)
香を焚いていたときに天使ガブリエルに、妻のエリザベトに子供が誕生すると
予告されます。
当時70歳であった(40歳位だったともいわれています)彼はガブリエルの言葉が
信じられず、ガブリエルに口をきけなくされてしまいます。
その後、無事子供が生まれると周りの友人達はみんな、父と同じ名前のザカリア
という名前にしなさいと勧めますが、エリザベト「この子の名前はヨハネにします」と
頑固に言い続けます。
当時、子供の名前は、一族に受け継がれてきた名前を貰うという風習がありました。
そのため、ヨハネという名前は一族の中には無いということで猛反対を受けましたが
父親であるザカリアも石板に「この子の名前はヨハネである」と書き周囲の者達を
大変驚かせました。
その瞬間に、ザカリアは元通りに喋れるようになったといわれています。
そして、そのヨハネは30年後、イエスに洗礼を施す、洗礼者ヨハネとなります。
→Zacharias
エルサレムの別名ですが、一般的にはシオン山のことを指すことが多いようです。七面鳥 (しちめんちょう)
シオン山は、山とはいっても小高い丘のようの所ですが、最後の晩餐の部屋を
はじめとするキリスト教関係の文化財が多く、観光地としてもたくさんの人々が
訪れています。
シオンという言葉には、天国、理想境、至福という意味があり、ユダヤの人々は、
シオン山をとても神聖なものとしています。
→Zion
ヨーロッパのクリスマスの食卓の光景をイメージしてみると真っ先にジンジャー・クッキー (じんじゃー・くっきー)
「七面鳥の丸焼き」が思い出されますが、クリスマスに七面鳥を食べる
習慣はアメリカからヨーロッパへ逆輸入されたものなのです。
1620年にイギリスからアメリカへ移り住んだピューリタン(清教徒)が
初めての収穫祭に、野生の七面鳥を食べました。これがヨーロッパへ伝わり、
クリスマスのメニューとして定着していったといわれています。
→Turkey
クリスマスを代表するお菓子のひとつ。聖ニコラウス (せいにこらうす)
ジンジャーという名前の通り生姜を加えて作る焼き菓子です。
ジンジャー・クッキーは人の形をしたもの(ジンジャーマン・クッキー)がお馴染みですが
豚の形をしたものもあります。
北欧では、クリスマスディナーのメインディッシュとして豚肉を食べる習慣を持つ家庭が
多いのですが、貧しい人々は豚肉を買うことができなかったので、豚の形をしたパンを焼き、
豚肉の代わりとして食べていました。
豚の形をしたクッキーは、このパンの名残といえるでしょう。
→Jinger Cookies
聖ニコラウスは、紀元280年(271年という説もあります)小アジアの聖ルチアの日 (せいるちあのひ)
裕福な家庭に生まれました。
ニコラウスは、幼いころより宗教者に憧れ、大きくなったら自分の受継ぐ財産で、
不幸な人々を救おうと決心していました。
ニコラウスの名前は、勝利を意味する「Nicos」または、光輝を意味する
「NItor」と、民衆を意味する「laos」に由来するといわれ、そのためか
数多い聖人の中で最も人々から親しまれています。
ミュラの街の司教となったニコラウスは、幼い日の決心を忘れることなく
子供の命を助けたり、船を事故から救ったりと、善行や奇跡を起こし
たくさんの人々を救ったといわれています。
また貧しい人々の家に金貨を投げ入れたり、子供たちにプレゼントを贈るなど
民衆の身近にいる聖人として親しまれていました。
これらの事から、ニコラウスはサンタクロースの原型ともいわれています。
→St.Nicholas
12月13日を、キリスト教では、「聖ルチアの日」と呼んでいます。洗礼者 聖ヨハネ (せんれいしゃ せいよはね)
キリスト教が入ってくる前の北欧では、一年で最も夜の長いこの日に、翌日から明るく新しい
光がめぐってくる喜びを祝う、ユールの祭りが盛大に行われていました。
「ユール」というのはスウェーデン語で、「大きな祭」、「クリスマス」、「太陽とろうそくの
明かり」 といったような意味があります。
ちなみに綴りは「Jul」でクリスマス・カードには「God Jul!」(グードユール)という挨拶が
書かれています。
この日、スウェーデンでは少女達が白いドレスに赤いベルトを身につけ、ろうそくをつけた
冠をかぶって、病院や養老院などををまわり、お菓子を配ります。
また、少女達が木の葉の冠をかぶって両親に朝のコーヒーを持っていく、という習慣もあります。
この頃から人々は、本格的にクリスマスの準備にとりかかり、ツリーのオーナメントなどを作り
はじめます。
→St.Lucia Day
ヨハネは、イエスの従兄弟にあたり、救世主の到来を予告したことから
広く名前を知られるようになりました。
洗礼者と付いているのは、イエスに洗礼を施したために、この名前で
呼ばれています。また、福音書家のヨハネという人物もいますが、この
聖ヨハネとは別人です。
彼は、西暦27年頃まで荒野で暮らし、ユダヤ全土から集まってきた人々に、
ヨルダン川で洗礼を授けました。
イエスが聖ヨハネから洗礼を受けた時には、彼が水から上がると天が裂けて
聖霊が下ってくるのを見て、彼は神の子であるという声が天から聞こえて
来たといわれています。
また、ザカリアと、エリザベトの間に生まれ、イエスに洗礼を授けたことから、
聖母マリアの次に重要なキリスト教の聖者とされています。
→Saint John the Baptist