
著者:トルーマン・カポーティ訳者:村上春樹 銅版画:山本容子 発行所:株式会社 文藝春秋 これは、ボクがまだ「幼い男の子」(こんな風に呼ばれるとカンカンになってしまう)と 呼ばれる年頃だったころに、親友のスック(彼女は60歳を越えている)と過ごした、 輝かしいクリスマスシーズンのお話である。 あの頃、ボクらは豊かさとは無縁の存在だったけど、素敵な宝物をたくさん持っていた。 我らが愛犬クイーニーと3人(2人と1匹)で、どんな困難にも立ち向かっていけたし、 年に1度のクリスマスにはボクらの友人達のためにフルーツケーキを焼いていたのだった・・ |