演劇集団キャラメルボックス2009スプリングツアー『容疑者χの献身』

▶ in キャラメルボックス posted 2009.05.03 dimanche /

1日夜に、東京公演ブログライター取材枠で、キャラメルボックスの『容疑者Xの献身』を見させて頂きました。
今回も「原作は読んでいない」、「映画も見ていない」、「劇場で配られてるチラシすら読んでない」と、ないない尽くしでの観劇でした。

まず当たり障りのない所というか、本編とはまったく関係ないのですが、前説がビデオに変わってました。
キャラメルの公演はコント風の(?)加藤さんと劇団員の前説も楽しみの一つなんですが、今回の演目は2時間15分と初の2時間越えなので、さっさと幕を開けたいということもあるのでしょう。
でも、このVTRだけでも結構楽しめます。

『容疑者Xの献身』はストーリーのせいか、所謂キャラメルらしさとは違った作品ということでも話題になってるようです。
ラストシーンをハッピーエンドと捉えるか、バッドエンドと捕らえるかも意見が分かれるところだと思いますが、僕はどちらかというとハッピーエンドだと思います。
天才数学者が緻密に計算尽くして導き出したはずの解答が「一番知り尽くしてるはずの部分」によって崩壊してしまう部分でそう感じました。
でも、完全なハッピーエンドではないとも断言できます。
客席のあちらこちらからすすり泣きが聞こえてきましたが、心を揺さぶられてというよりは、締め付けられて嗚咽してるように感じました。
そういう点では、成井さんがチラシに書かれてるように「悲劇」なのかもしれません。

といった感じで、見終わった後にも心の中の光と闇が錯綜するようなカオス状態が続くような作品でした。
なので、気持ちは分かるけど・・・と、評価が分かれるのでしょう。
もちろん、カラッとした場面や「潤い」もふんだんに盛り込まれた部分も多いので、その辺は無条件に楽しかったです。
旬の(?)ル○ッ○ンス的なネタもありました。

という訳で、原作あるいは映画でストーリーを知った上で観たい方。
そして、キャラメルボックスサポーターの方で、今までとは違ったキャラメルを観たい方へはかなりお勧めだとは思いますが、「たくさん笑って思い切り泣いてスッキリして帰りたい」という方へはお勧めできません。

そんな「観る人を選ぶ」という点でも、新たな試みだと言えるかもしれませんね。

最後に取材中に撮影させていただいた写真を数枚お届けします。

『容疑者Xの献身』ブログライター取材01

『容疑者Xの献身』ブログライター取材02

『容疑者Xの献身』ブログライター取材03

『容疑者Xの献身』ブログライター取材04

ご覧の通り、皆さんかなり疲れている様子だったのですが、他のブログライターさんたちの質問に丁寧に答えておられました。
本当にありがとうございました。
取材タイムの内容については、1日にメモ的に更新した程度なので、また改めて、というほどの内容にはならないと思いますが纏めてみたいと思います。

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